自宅プランター葬
お祭りの金魚が7年生きた。ベランダのプランターに眠らせるまで
小学生の子がいる3人家族・マンション(モデルケース)
この記事は、実在する自治体の制度・料金と一般的なサービスの流れにもとづいて編集部が構成したモデルケースです(特定の個人の体験談ではありません)。
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「3日で死ぬよ」と言われた金魚
お祭りですくってきた金魚が、まさかの7年生きました。友人には「どうせ3日で死ぬよ」とからかわれたのに、息子の小学校入学から成長する姿とずっと一緒だった、我が家にとっては立派な家族の一員でした。毎年の夏祭りのたびに、その年すくった金魚の話で家族の会話が盛り上がったものです。マンションで動物を飼えない我が家にとって、この子は唯一のペットのような存在でした。息子の成長する姿とこの子の姿が、いつも重なって見えていました。
金魚の見送り方を調べた
トイレに流すのだけは絶対にしたくないという気持ちがありました。調べると、火葬(名古屋市のように金魚を明記して受け入れる施設もあると知りました)か、土に還すかという選択肢が見えてきました。魚にも見送り方の選択肢があると知ったこと自体、私たちにとって新鮮な発見でした。うちはマンション住まいなので、ベランダでできるプランター葬を選ぶことにしました。息子と一緒に検索しながら、その都度分かったことを話し合う時間も大切でした。
息子と作ったお墓
深めのプランターに土を入れ、キッチンペーパーに優しくくるんだ金魚を、深いところまで埋めて、上にマリーゴールドの苗を植えました。息子が拾ってきた石に油性ペンで名前を書いて、小さな墓石代わりにしてくれました。土を被せる作業を息子がやりたいと言い、最後まで自分の手でやり遂げていました。
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「ちゃんとしてあげられた」
お金の面ではほぼゼロ円に近い見送りでした。それでも、空になった水槽を洗いながら息子が「ちゃんとお墓作れたね」とつぶやいた時、見送り方の価値は金額で測るものではないのだと、あらためて実感しました。息子の成長した表情を見て、この見送り方を選んで良かったと心から思えました。
いま
マリーゴールドは毎年こぼれ種で花を咲かせています。水槽は今、2代目の金魚の新しいすみかになりました。息子はもう中学生になりましたが、今でも夏祭りに行くと最初の金魚のことを話してくれます。
このケースでかかった費用
- プランター・土・苗
- 約2,000円
合計 約2,000円
このケースで使われた供養の道具
道具の選び方はお見送りとご供養の道具にまとめています。
この記録からの学び
金魚も「見送り方」を選ぶことができます。プランター葬は深めに埋めて自然素材だけを使うのが鉄則で、費用をかけなくても心のこもった見送りはできます。
お骨を残したい・すぐに相談したい場合
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参考動画
個別葬の広がりと訪問火葬の様子を伝えるニュース特集(外部のYouTube動画です)
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