民間の合同供養
15年生きた金魚と、空になった水槽への向き合い方
60代夫婦(モデルケース)
この記事は、実在する自治体の制度・料金と一般的なサービスの流れにもとづいて編集部が構成したモデルケースです(特定の個人の体験談ではありません)。
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飼い主より長い年月
子どもの独立と入れ替わるように飼い始めた金魚が、15年生きてくれました。夫婦二人だけになった暮らしの真ん中に、いつもポンプの水音があり、それが当たり前の日常になっていました。毎朝の水槽の掃除が夫婦二人の共同作業になり、自然と会話の時間も増えていました。子どもたちが巣立ったあとの寂しさを、この子が埋めてくれていた面もあったと思います。孫が遊びに来るたびに、この子を見せるのも楽しみのひとつでした。
合同供養という形
近隣のペット霊園が魚も受け入れていることが分かり、合同供養(5,000円)をお願いすることにしました。春と秋に行われる合同供養祭にも、これから参加できるとのことでした。魚を供養してくれる場所があることを、この時初めて知りました。長年金魚を飼ってきましたが、こうした制度があることをそれまで意識したこともありませんでした。子どもたちが独立してからの15年、この子が夫婦二人の暮らしをずっと見守ってくれていました。
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水槽をどうするか
一番悩んだのは、空になった水槽をどうするかでした。すぐに片付ける気持ちにはなれず、結局3か月ほどは水草だけを育てて過ごしました。「次の子を迎える気持ちになるまで、これでいいんだ」と自分に言い聞かせたら、少し気持ちが楽になりました。夫がその水草の世話を毎朝欠かさず続けてくれたことも、支えになりました。定年後の穏やかな暮らしの中で、水槽の世話が二人の新しい日課になっていきました。
いま
先週、金魚すくいで生まれた出目金が2匹、我が家にやってきました。水音が戻った居間で、前の子の写真も一緒に泳いでいるような、そんな気がしています。夫婦の会話にも、また金魚の話題が増えました。長い年月を一緒に過ごした分、次の子との時間も大切にしていきたいと思っています。15年という長い時間をともにした思い出を、これからも大切にしていくつもりです。夫婦二人だけの静かな暮らしに、また新しい命の音が加わりました。
このケースでかかった費用
- ペット霊園の合同供養(魚)
- 5,000円
合計 5,000円
このケースで使われた供養の道具
道具の選び方はお見送りとご供養の道具にまとめています。
この記録からの学び
空になった水槽やケージは、急いで片付けなくても大丈夫です。自分の気持ちの区切りがつくタイミングに合わせるのが一番だと思います。
お骨を残したい・すぐに相談したい場合
多くの社で電話相談・見積もりは無料です。
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参考動画
個別葬の広がりと訪問火葬の様子を伝えるニュース特集(外部のYouTube動画です)
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