民間の個別火葬(返骨あり)
手乗り文鳥のさいごの温もり。個別火葬と、羽根のしおり
20代女性・在宅ワーク(モデルケース)
この記事は、実在する自治体の制度・料金と一般的なサービスの流れにもとづいて編集部が構成したモデルケースです(特定の個人の体験談ではありません)。
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指をにぎる力が弱くなって
在宅ワークの相棒として、仕事中はいつも肩か指の上にいた文鳥でした。休憩のたびに頭をなでてもらいに寄ってくる、そんな時間が日々の支えになっていました。オンライン会議の画面越しにも「かわいいですね」と声をかけられることが多く、同僚にも顔なじみの存在でした。最期の数日、指をにぎる力が少しずつ弱くなっていくのが分かって、パソコンの画面を見ていても全く仕事が手につきませんでした。
9,000円の個別火葬
「文鳥さんの返骨実績ありますよ」と即答してくれた業者に、個別火葬をお願いすることにしました。9,000円に骨壺2,000円を加えた金額です。事前に「本当に小さい体でも大丈夫でしょうか」と何度も確認してしまいましたが、お骨上げでは、あの小さな足の骨まで、丁寧に残してもらえました。在宅ワークの合間に何度も電話で相談させてもらい、その都度丁寧に答えてもらえたことも心強かったです。
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羽根のしおり
換羽期のたびに取っておいた羽根を、ラミネートしてしおりにしました。読書をするたびにいつも指先まで来てくれた子が、今もそのままの形で本のページにいてくれる気がします。ふとした瞬間にページをめくると、その羽根が目に入り、そっと手を止めることがあります。仕事の資料を読むときにも、いつの間にかこのしおりを使うようになりました。この子が過ごした換羽期の記憶をひとつずつたどるような、そんな時間になっています。
いま
骨壺はデスクの隅、いつも彼がとまっていた位置に置いています。新しい文鳥を迎える勇気はまだ出ませんが、空になったケージもまだ片付けられずにいます。今はそれでいいのだと思っています。無理に気持ちを切り替えなくても、時間が少しずつ整理してくれるのだと感じています。在宅ワークの日々の中で、あの子がいた頃の記憶がふとよみがえることがあります。一人の時間が多い仕事だからこそ、この子の存在は特別なものでした。
このケースでかかった費用
- 個別火葬(小鳥)
- 9,000円
- 骨壺(2寸)
- 2,000円
- ラミネートフィルム
- 約500円
合計 約11,500円
このケースで使われた供養の道具
道具の選び方はお見送りとご供養の道具にまとめています。
この記録からの学び
羽根や毛は生前から少しずつ取っておくと、後になって形見づくりの選択肢が広がります。ふとした時間にできる、小さな準備のひとつです。
お骨を残したい・すぐに相談したい場合
多くの社で電話相談・見積もりは無料です。
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参考動画
個別葬の広がりと訪問火葬の様子を伝えるニュース特集(外部のYouTube動画です)
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