市営の合同火葬
30年生きたクサガメを、名古屋市の八事斎場で見送った
60代男性・実家暮らしの長い家族(モデルケース)
この記事は、実在する自治体の制度・料金と一般的なサービスの流れにもとづいて編集部が構成したモデルケースです(特定の個人の体験談ではありません)。
本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます
父の代からのカメ
子どもの頃、父が縁日で買ってきたクサガメが、30年生きて、ちょうど私の定年退職と同じ年に死にました。父はもう他界していたので、この子は父から私へと引き継がれた家族の歴史そのものみたいな存在でした。水槽の水を替えるたびに、亡き父との縁日の記憶がよみがえりました。定年という人生の節目と重なったことで、その意味の大きさをより一層感じることになりました。
カメも受け入れてくれる施設
調べると、カメは対応していない業者や施設も少なくない中、名古屋市の八事斎場は「金魚・昆虫を含む全ての動物」と明記して受け入れていることが分かりました。5kg未満は1,100円。甲羅ごと、そのままで持ち込んで大丈夫とのことで、余計な心配をせずに済みました。何件か問い合わせて断られていたので、この案内を見つけたときは正直ほっとしました。
持ち込みの日
水槽から上げて一晩乾かし、紙箱に新聞紙を敷いて持って行きました。受付で「カメは時間がかかることがあります」と説明を受けましたが、合同火葬のため、あとは職員の方にお任せする形です。長年見てきた甲羅を最後にもう一度なでてから、箱を渡しました。受付の窓口までの道のりが、思っていたより長く感じられました。
広告
家族の反応
「カメも火葬してもらえるんだね」と、離れて暮らす妹が電話口で驚いていました。庭に埋めることも一瞬考えましたが、公的な施設できちんと見送れたことで、家族全員の気持ちに区切りがついた気がします。定年退職と重なったこともあり、これからの人生の節目としても、この見送り方は自分の中で意味のあるものになりました。
いま
空になった水槽は丁寧に洗って、金魚を飼い始めました。甲羅干しをしていた石だけは捨てずに、庭の隅にそのまま置いてあります。定年後の穏やかな日々の中で、この石を見るたびに父との思い出がよみがえります。父が縁日で選んでくれたこの子との30年間を、これからも大切に胸に刻んでいくつもりです。
このケースでかかった費用
- 名古屋市・八事斎場(5kg未満)
- 1,100円
合計 1,100円
自治体の料金は 名古屋市の制度ページ(公式出典つき)に基づいています。
このケースで使われた供養の道具
道具の選び方はお見送りとご供養の道具にまとめています。
この記録からの学び
カメは対応していない施設・業者も少なくありません。問い合わせの最初に「カメの受け入れ可否」を確認しておくと、無駄足を防げます。
お骨を残したい・すぐに相談したい場合
多くの社で電話相談・見積もりは無料です。
本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます
「PR」表示のある業者は提携によるものであり、一覧の先頭に並びます。並び順は提携の有無によるもので、当サイトによる評価の優劣ではありません。
参考動画
個別葬の広がりと訪問火葬の様子を伝えるニュース特集(外部のYouTube動画です)
関連ページ
広告