区の引き取り(供養料込み・返骨なし)
保護猫を12年。東京都北区の3,000円に「供養料」が含まれていた
40代単身・元保護猫(モデルケース)
この記事は、実在する自治体の制度・料金と一般的なサービスの流れにもとづいて編集部が構成したモデルケースです(特定の個人の体験談ではありません)。
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ガリガリだった子が
公園の植え込みで震えていた子猫を拾って12年。獣医さんに「よく生きていましたね」と言われるほど痩せていた体が、その後ふくふくに太り、12歳で静かに旅立ちました。拾った日のあの軽さと冷たさを思い出すと、十分すぎるほど上出来な猫生を送らせてあげられたのだと思います。単身で誰にも頼れない生活の中、この子の存在が唯一の心の支えでした。仕事で辛いことがあった日も、この子の顔を見るだけで気持ちが落ち着いていました。
「供養料込み」の意味
北区の引き取りは3,000円でした。最初は「安すぎて申し訳ないのでは」と少し迷いがありましたが、調べてみると、この手数料には火葬費用と供養料が含まれていて、区が委託契約している動物霊園で火葬・合葬されると知りました。「ごみとして処理される」のではなく「霊園で供養される」——この違いは、私にとって想像以上に大きなものでした。金額の安さだけで判断していたら、この安心感には気づけなかったと思います。単身での見送りだからこそ、この制度の中身を知れたことがありがたく感じられました。区の窓口の方が丁寧に説明してくれたことも、大きな支えになりました。
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見送りの朝
収集に来てくれた方に「よろしくお願いします」と頭を下げると、「お預かりします」と丁寧に応えてくれました。拾った日と同じくらい、この朝のことは忘れられない記憶になりそうです。段ボールの中で丸くなっていた姿を、最後にもう一度だけ見せてもらいました。玄関先に差し込む朝日の中、その姿を目に焼き付けました。
いま
また保護猫を迎えるかどうかは、まだ決めていません。ただ、この経験をきっかけに保護団体への寄付を始めました。あの子と過ごした12年間が、次の誰かの命につながればと思っています。拾った日の自分に「大丈夫、ちゃんと最後まで見送れたよ」と伝えたい気持ちです。単身での見送りは孤独でしたが、その分この子との絆をより深く感じられた気がします。
このケースでかかった費用
- 北区の引き取り(火葬費・供養料込み)
- 3,000円
合計 3,000円
自治体の料金は 北区の制度ページ(公式出典つき)に基づいています。
このケースで使われた供養の道具
道具の選び方はお見送りとご供養の道具にまとめています。
この記録からの学び
同じ「区の引き取り」という言葉でも、供養料込みで霊園に合葬される区があります。金額だけで判断せず、お住まいの区の制度の中身まで確認してみてください。
お骨を残したい・すぐに相談したい場合
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参考動画
猫の安置手順と葬儀方法の解説(外部のYouTube動画です)
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