市の引き取り(返骨なし)
介護の末に。大阪市の引き取り(1,700円)と、罪悪感との向き合い方
40代女性・介護と育児のダブルケア中(モデルケース)
この記事は、実在する自治体の制度・料金と一般的なサービスの流れにもとづいて編集部が構成したモデルケースです(特定の個人の体験談ではありません)。
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限界の中でのお別れ
親の介護と子育てが同時に重なった時期に、19歳の猫が亡くなりました。時間もお金も気力も、正直なところ、当時はすべて底をついている状態でした。日々の介護と育児だけで手一杯で、悲しむ時間さえ十分に取れないことに、罪悪感を覚えることもありました。夜中の授乳と親の介助を交互にこなす日々の中、この子の異変に気づいたのも仕事の合間でした。見送り方をゆっくり比較検討する余裕すら、正直ありませんでした。
1,700円という選択肢
調べると、大阪市は環境事業センターが5kg未満1,700円で引き取りに来てくれることが分かりました。高温処理のためお骨はほとんど残りません。申し込みながらも「こんな見送り方でいいのだろうか」と、自分を責める気持ちが正直ありました。他の家庭のように時間をかけて見送ってあげられないことが、何より心苦しく感じられました。
獣医さんの言葉
かかりつけの先生にその迷いを打ち明けると、「19年も一緒に過ごせたことが全てですよ。最後の手続きの形で、愛情の大きさは測れませんから」と言ってもらえました。この一言で、ようやく決心がつきました。長年通ってきた病院の先生だったからこそ、その言葉には特別な重みがありました。
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見送りの朝
布で包んでビニールに入れるという決まりでしたが、その前に家族みんなで静かにお別れをしました。娘が描いてくれた似顔絵は、燃えないものは入れられないという案内だったので、代わりに仏壇の横に飾ることにしました。慌ただしい朝でしたが、この時間だけは家族全員で足を止めて過ごしました。
いま
余裕ができた今振り返っても、後悔はしていません。写真とヒゲ、そして19年分の思い出があれば、私にとっては十分でした。同じような状況にいる方には、「自分を責めないでほしい」と伝えたいです。介護と育児の両方を経験した今だからこそ、あの時の自分に寄り添えるようになりました。あの頃の自分を思い返すたび、この子が支えてくれていたことに気づかされます。
このケースでかかった費用
- 大阪市・引き取り(5kg未満)
- 1,700円
合計 1,700円
自治体の料金は 大阪市の制度ページ(公式出典つき)に基づいています。
このケースで使われた供養の道具
道具の選び方はお見送りとご供養の道具にまとめています。
この記録からの学び
見送りの形で愛情の大きさは測れません。時間やお金に余裕がない事情があるときに公的制度を使うのは、責められることではなく、正しい選択のひとつです。
お骨を残したい・すぐに相談したい場合
多くの社で電話相談・見積もりは無料です。
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参考動画
猫の安置手順と葬儀方法の解説(外部のYouTube動画です)
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