区の引き取り(合同・返骨なし)
共働きの我が家が、世田谷区の引き取り(3,100円)を選んだ理由
30代共働き夫婦・マンション・体重4kgの雑種猫(モデルケース)
この記事は、実在する自治体の制度・料金と一般的なサービスの流れにもとづいて編集部が構成したモデルケースです(特定の個人の体験談ではありません)。
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深夜のお別れ
腎臓病で通院していた猫が、深夜に静かに息を引き取りました。数値が悪化していると先生から聞いてはいたものの、実際にその瞬間が来ると頭が真っ白になり、しばらく二人とも動けませんでした。前日まで少しずつでも水を飲んでいた姿を思い出すと、覚悟していたつもりでも実感が追いつきませんでした。翌朝どちらも仕事を休める状況ではなく、「今日どうするか」を朝5時、まだ暗いリビングで夫婦で話し合うことになりました。
選択肢を並べてみた
スマホで調べると、民間の個別火葬は2万円前後で返骨あり、世田谷区の清掃事務所の引き取りは3,100円で返骨なしという情報が出てきました。最初は「区の制度はかわいそうかな」という迷いがありました。ですが調べを進めると、区の収集も専門業者による火葬で行われていること、世田谷区の場合は犬猫墓地(延命地蔵尊)にいつでもお参りできることが分かり、印象が大きく変わりました。
私たちの決め手
「お骨を家に置いても、きちんと向き合い続けられるだろうか」と、飾らずに正直に話し合いました。私たちは、形として残すことより思い出を大事にしたいタイプだと二人とも気づきました。区の制度で見送り、代わりに写真と生前に抜けたヒゲを手元に残すことに決めたのは、朝の6時前でした。
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引き取りの日
電話をすると、翌日の午前中に収集に来てもらえることになりました。タオルにくるみ、段ボールには好きだったおやつの匂いのついた布を敷いて待ちました。担当の方は玄関先で帽子を取り、一礼してから静かに抱き上げてくれ、その丁寧な所作に、こちらの気持ちがふっと軽くなったのを覚えています。
いま
月命日には延命地蔵尊にお参りに行くのが習慣になりました。手元にはヒゲを納めた小さなガラスチャームと写真だけですが、それで十分だと今は思えます。返骨のあるなしより、自分たちに合った向き合い方を選べたことのほうが大切だったと、後から振り返って感じています。共働きの慌ただしい生活の中でも、この小さな習慣が二人にとって大切な時間になっています。
このケースでかかった費用
- 世田谷区の引き取り
- 3,100円
- ヒゲ・毛を納めるメモリアルチャーム
- 約2,500円
合計 約5,600円
自治体の料金は 世田谷区の制度ページ(公式出典つき)に基づいています。
このケースで使われた供養の道具
道具の選び方はお見送りとご供養の道具にまとめています。
この記録からの学び
返骨なしの選択も「向き合い方のひとつ」です。世田谷区のように合同埋葬先にお参りできる自治体もあるので、返骨の有無だけで良し悪しを決めず、その後のお参り方法まで調べてみることをおすすめします。
お骨を残したい・すぐに相談したい場合
多くの社で電話相談・見積もりは無料です。
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参考動画
猫の安置手順と葬儀方法の解説(外部のYouTube動画です)
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